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韓ドラのあれこれ情報

『オク氏夫人伝 〜偽りの身分 真実の人生〜』チンッチャ面白い!

引用元:U-NEXT
  • オススメ     ★★★★★
  • 泣ける      ★★★★★
  • 笑い       ★★★★☆
  • ハラハラドキドキ ★★★★★
  • テンポ      ★★★★☆
  • ラブシーン    ★★☆☆☆

1.作品情報

  2024年作  U-NEXTで配信

  演出:チン・ヒョク
  脚本:パク・ジスク

  全16話

 

2.キャスト

  •  イム・ジヨン
    名前 임지연 / Lim Ji-Yeon
    生年月日 1990年6月23日
    年齢 34歳
    身長 166cm
    性別 女性
    血液型 A型
  • チュ・ヨンウ
    名前 추영우 / Choo Young-Woo
    生年月日 1999年6月5日
    年齢 25歳
    身長 186cm
    性別 男性
    血液型 不明
  • キム・ジェウォン
    名前 김재원 / Kim JaeWon
    生年月日 2001年2月9日
    年齢 23歳
    身長 187cm
    性別 男性
    血液型 B型
  • ヨンウ
    名前 연우 / Yeonwoo
    生年月日 1996年8月1日
    年齢 28歳
    身長 169cm
    性別 女性
    血液型 B型

 

 

3.見どころ

youtu.be

 

両班身分制度の下、奴婢(ヌヒ)として生まれウジ虫の意味を持つ「クドク」という名前を持つ主人公。

 

実は勉学が好きでとても頭が切れる芯の強い女性。

 

クドクが両班の家から脱出し、ある事故で両班の娘とすり替わり、両班のオク・テヨンとしての人生を貫き通す。

 

身代わりに死んでいった本物のオク・テヨンの夢を実現しようと、外知部(弁護士)として町の民の様々な問題をスパッと解決していく様がとても観ていて爽快だ。

 

そして何より、そんな彼女を一途に思う両班出身のソン・ソンイの献身的な愛もまた見どころ。

 

涙無くしては観られない感動物語です。

 

 

4.感想

 

いや〜まず第1話からハート鷲掴みでした。

もう騙されたと思って第1話だけでも観てみてください!

ハリウッド映画の大作の様な雰囲気を醸し出してて

テンポも早いし、全16話もあるのに、

面白くて徹夜一気見してしまいました😅

あ〜眠い🥱

 

韓国ドラマの時代劇によく出てくる身分格差。

両班制度ってほんとに酷い制度だったんだろうな。

日本にはそこまで酷いカースト制度ってない様な気もする。

あ、どうだろう?時代劇では町民が年貢に苦しんでいて

だから百姓一揆みたいな事もあったわけで。

どこでもどの時代でも権力振り翳して弱いものイジメをする輩は必ずいたんでしょうね。

現代ではそんなに格差がない様には見えるけど、

実際は貧困で生活保護者も結構いるみたいだし。

 

このドラマの後半の方に出てくる、病気を作り出して、高く薬を売るという悪どい陰謀の話、どっかで聞いたような話しだしね〜。

あ、それに子供の人身売買の話も出てきた。

子供を拐って、危ない仕事させるっていうあれ。

これ韓ドラ時代劇ではよく描かれる。

悪どい政治家はどの国のいつの時代でもいるのね〜。

 

話しを戻して、両班制度。

人間って権力とお金を持つとあんなに傲慢上から目線になってしまうものなの?

人を人として扱わない、家畜同然、死んでもいいでしょ、

ちょっとでも言うこと聞かなければ拷問。

ここの描写が結構しっかり描かれていて、エグかった。

もしかすると人間誰でも、そんな立場になると、傲慢になってしまう本能みたいなものがあるのかもしれないな〜なんてちょっと考えさせられた。

だって誰でも人より優位に立ちたいってどっかで思ってたりするでしょ?

もちろん理想はみんな平等なんだけど、生存本能からしたら

やっぱり人よりも少しでも優位である事は自分の身の安全を確保したいというとこに繋がるよね。

マズローの5段階欲求の法則。


 下位から満たされていくと1段階ずつ上に上がっていく。

この下位の欲求を満たすために色々と人間は問題行動を起こしちゃうのよね。

それが度を越すとイジメになってしまう。

 

またヒロインの役どころが、勉学が好きで頭が切れる弁護士という設定。

ここの部分は昔の遠山のキンさんとか水戸黄門(古!w)見てるみたいで爽快でした。

ただ、裁判ものとしては、

おいおいそんなのアリかよ?って感じで

そんなんでそんな判決下しちゃうの〜?

証拠とかそんなんでいいの〜?

裁判官の匙加減、気分次第〜?

まあ時代劇だから許されるか。

現代劇でこんな適当な裁判ものがあったら納得行かぬw

まあそれだけ上の者の言う事は絶対で理不尽な時代だった事を描きたかったのかも。

その場で判決下してその場で100叩きの刑実行とか😱

執行猶予は〜?

冤罪だったらどうするの〜?

と色々ツッコミ入れながら観てました。

 

あと婦人会のあれこれも結構物語の主軸にあって、

中でもペク・ナムギの妻 ソン氏夫人のアクの強さっぷりが凄かった。

奴婢に対する見下し感が強烈で、

愛する息子がペギちゃん(奴婢)を好きになっちゃって

親としてそれが許せず、ペギを結果的に殺してしまい、

裁判でオク・テヨンが勝ち、息子とソン夫人は島流しになる。

でも息子はペギを失った罪悪感に苛まれ自ら命を絶ってしまう。

息子が死んだのはオクテヨンのせいだ!と逆恨みし

町に戻って、今度は娘を使って復讐を図る。

憎しみが執念となって悪魔化してしまう。

こんなの誰も救われない。

 

幸いな事に復讐に利用された娘チャ・ミリョンがテヨンからの愛をいっぱい受けて、

ついに愛に目覚め、憎しみの強い母から解放されたのが救いでした。

 

憎しみの強さと言えば、第1話から登場する両班の娘キム・ソへ。

クドクへの憎しみが執念となって復讐しようと何年もクドクを探し回る人生。

そんな人生悲しすぎる。

憎しみなんてずっと持っていたら自分が永遠に幸せになれない。

こうゆうストーリーよくあるけど、

本質的な事言うと、相手が悪いんじゃなくて

自分がいつまでも憎しみという感情を持ち続けてるのが唯一の原因だったりする。

許す事は難しくても、自分の思いを手放す、もしくは他の楽しい事に目を向ける、

こんな簡単な対処法があるのにね。

これってとても実践で使えますよ。

いつまでも怒っていたら、身体にも毒だしイライラするし、

自分の思考に執着して振り回されてるだけなのに、

人生短いんだから楽しく生きなきゃね。

まあそんな事を考えさせてくれるのに絶好のネタと描写でした。

ここまで憎しみを強く描くってドラマとしては正解だと思う。

観てる側も一緒になって心えぐられるから。

 

そしてこれを抜いたら語れないオク・テヨンの夫と同じ顔を持つ偽の夫のストーリー展開。

テヨンを奴婢と分かっていながら結婚する。

これには深い事情が。

ななんと彼はゲイでした〜😲

「わたしは女人を抱けない」

このセリフ出た時は「えーーーーそんなーーー!!!」だったよね。

そしてなんだかんだで妻を置いて「いつか必ず戻る」と言い残し出て行ってしまう。

テヨンの事を一途に思い続けたソン・ソンイ(チョン・スンフィ)が

テヨンの事を全話通して守ろうとするところがこのドラマの1番の見どころ。

何度もウルっと来てしまいました。

もう忠犬ハチ公並みの尽くし方(笑)

特に15話〜16話は涙涙😭

 

ずっと気になっていたのは、本物の夫ソン・ユンギョム、

この人がずっと身勝手に留守にしたせいで、散々な思いを強いられたテヨン。

もう少しソン・ユンギョムの方の描写も多めにして欲しかった。

自分の大義を果たす為に妻を放置して7年も連絡もして来ない。

本当はもっといい人なんだろうに、これじゃ救われないよね。

最後もあんな終わり方じゃまじかわいそ過ぎ。

 

実際は夫役を1人2役を演じたチュ・ヨンウ。

彼が舞台で踊るシーンが出てくるけど

実際に彼は踊りがとても上手です。

こちらBLものドラマです。

モダンダンスの腕前はかなりのもの。

 

またドラマ内で2人一緒に出てくるシーンはCGかと思いきや

なんとチュ・ヨンウの実の弟が出演していた様です。

こちら6〜7枚目スクロールに兄弟カットが載ってます。

 

www.instagram.com

 そして弟チャ・ジョンウくんのインスタ。

彼も俳優やってます。

 

 

www.instagram.com

うわ〜〜兄弟揃ってめちゃイケメン&スタイル抜群!

顔ちっちゃ!兄より高身長?

それもそのはず、ご両親がモデルやっていたというサラブレッドなのです。

納得🙂‍↕️

 

いや〜韓国ドラマはほんと目の保養になります〜❤️

 

因みに毎回ドラマ見終わるたびに、ドラマの主人公を演じた俳優さんのファンになり

推しがコロコロ変わります(笑)おかげで好きな俳優さんめがどんどん増えていく。

 

これも韓国ドラマの楽しみの1つ。

皆さんもあるあるではないでしょうか?

 

だから次のドラマ見始めるまでは当分チュ・ヨンウ様追っかけます❤️

 

最後にラブシーンはこうゆうストーリーにしてはかなり控え目。

こはちょっと残念でした。

だってそれも韓国ドラマの醍醐味じゃありませんか〜?❤️

 

ではまた次のドラマでお会いしましょう♪

アンニョン♪