- オススメ ★★★★★
- 泣ける ★★★★★
- 笑い ★★☆☆☆
- テンポ ★★★☆☆
- ヒューマン ★★★★★
- ラブシーン 少★☆☆☆☆多
作品情報
2019年作。U-NEXT配信 全32話
演出:キム・ジンウォン
脚本:チェ・スンデ
公式サイト
相関図
キャスト
ソ・フィ(ヤン・セジョン)
高麗最強の武将ソ・ゴムの息子。父親の血を受け継いで武術に長ける。
ナム・ソノ(ウ・ドファン)
高麗の高官ナム・ジョンの息子。母が奴婢の為、世間や父親から認められない。
ハン・ヒジェ(ソリョン)
幼い頃、ソ・フィの父ソ・ゴムに助けられる。梨花楼で育つ。
イ・バンウォン(チャン・ヒョク)
朝鮮王朝初代王イ・ソンゲの5男。後の朝鮮王朝3代王、太宗。
ソ・ヨン(チョン・イヒョン)
ソ・フィの妹。てんかんの持病をもつ。
イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)
朝鮮王朝初代王。
ナム・ジョン(アン・ネサン)
高麗の高官。王になりたいという野望を抱いている。
ソ・ゴム(ユ・オソン)
ソ・フィの父親。高麗最強の武将。
ざっくりあらすじ
高麗末期時代の1388年。幼い頃、目の前で父(最強武将ソ・ゴム)を無実の罪で処刑されたソ・フィ(ヤン・セジョン)と、父に高官を持つも母が奴婢出身という事で差別されるナム・ソノ(ウ・ドファン)の2人は互いに切磋琢磨しながらも武術の腕を磨く親友の仲。
ソフィは貧しく病弱な妹を養うために武科の試験に挑む。一緒に試験を受けた親友ナム・ソノを試験で打ち負かすが、ソノの父ナム・ジョンが試験官を買収しており、合格したのはソノだった。
ソ・フィは不正を訴えるが、聞き入れてもらえず、戦地の先発隊送りにされてしまう。3ヶ月後、なんとか生き残ったソ・フィだったが、先発隊を全滅させろという王命を受けて現地に向かうナム・ソノと戦地で再会する事に・・・
見どころ
総製作費がなんと200億ウォン(約20億円)‼️
観ていてもお金が掛かってるのがよくわかります。
まず壮大なセット。
戦地の兵の多さや馬の数。そして衣装や小物。
ドラマに入り込んで観ているとあまりにも世界観が出来上がっているのでうっかり見過ごすところですが、ちょっと引いて見ると、とにかくこれが全部作り物だという事に驚愕します。
これだけの人数分の衣装や武器などを準備するのはさぞ大変だっただろうと思います。
時代劇って現代劇よりも絶対お金掛かってますよね。なので見応えも十分。
そうゆう視点で観るとまた面白さ倍増です。
そして本格的な戦闘シーン。とにかくアクションがかっこいい!
結構戦闘シーンが多めですが、毎回見ものです。
カメラワークがとにかく臨場感があって本当にそこにいるかの様な錯覚に陥ります。
主演のお二人は3ヶ月ほど武術や馬術の訓練に挑んだそうです。
特にヤン・セジョンの弓のシーンがカッコいい!
もちろん演出だってわかってはいるのだけど、400m先から的を射るとか、矢を2本打ちとか、確実に敵を射止める姿に惚れ惚れします。
そしてウ・ドファンとの熱き友情のブロマンスもとっても見どころ。
ナム・ソノ(ウ・ドファン)は何度も何度も死にそうになるところをソ・フィ(ヤン・セジョン)が助けるのですが、何回助けらてるねん?ってくらいツッコミ入れたくなりますw
それでもソノはフィを助けたくて戦いに行ってしまうのです。
ここら辺がとにかく泣けます泣けます😭😭😭
また、この2人の演技がとても素晴らしいです!
ウ・ドファンはなんだかいつも完璧そうでいて、そうじゃない役が多い気がしますが、あの三白眼の目がその寂しげな役柄を見事に演じ切ってます。
そしてこちらヤン・セジョンの目の演技も本当に素敵!
いつもどこか涙目に見える憂を帯びた悲しげな目。
特にイケメンではないけど(個人的意見w)なんだか見れば見るほど味を感じられるスルメの様な俳優さんです。
他にも「30だけど17です」「イ・ドゥナ」「愛の温度」「浪漫ドクターキムサブ」などでも名演しています。兵役も終えて今32歳。これからもきっとどんどん活躍する事間違いなし。
ソ・フィとハン・ヒジェとのロマンスの描写はかなり控え目。
もっとそこ描いてほしかった感がありますが、もしかするとロマンスというよりもナム・ソノとのブロマンスの方を強く描きたかったのかな?
韓ドラにしてはかなりラブシーンが控え目でした😅
全編を通してヒューマンドラマとしてかなり泣けるシーン満載。
そして誰が味方で誰が敵?という部分も面白い。
U-NEXTでは全32話とかなり長編ですが、最後まで完走して損はないと思います。
特に最後の方にクライマックスが待っているので途中離脱しそうな方もちょっとこらえて最後まで観てくださいね♪